カレンダー印刷は大きく分けると、パソコンを使って自分で行う方法と専門業者に依頼する方法があります。それぞれ長所や短所があるので、比較した上で用途にあった方法を選ぶようにします。パソコンを使ってカレンダー印刷を行う方法では、パソコン本体の他にプリンターやインク、印刷用紙などが必要です。プリンターやインクは高価になるほど出来上がりが良くなるため、一定以上の仕上がりを求めるのであればそれなりの出費がかかることになります。
印刷用紙についても、大きなカレンダーを作るとなると大判の光沢紙が必要です。出費を抑えたいのであれば、机の上に飾るような小型のカレンダーにするのが一番です。カレンダーには写真などがあると見た目も良くなりますが、これはインターネットから拾ってくることが可能です。無料の素材写真も多く出回っているので、それらを活用すれば安く仕上げることができます。
一番時間がかかるのが、曜日や日付をレイアウトする作業です。カレンダー向けのテンプレートも配布されているので、それを利用するとよいでしょう。カレンダー印刷を専門業者にお願いする方法では、挿し込む写真などを用意した上で作成を依頼します。この時サイズやレイアウト、デザインなども業者が用意している中から選べるので、そこで指定して完成を待ちます。
印刷は注文数が多いほど単価が安くなるので、コストを抑えるには一度に大量のロットを注文するのがお得です。逆に細かく細部を変更して少数の印刷を依頼するとなると、単価は上がる傾向があります。それでも印刷技術が優れているので、仕上がりは本格的です。